2012-nendo Color Seminar Page (Last modified: 20NOV2013)

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このページは2013年3月8-9日に実施した第17回色彩基礎セミナー(2012年度)の関連サイトです。


当日配布資料(LibreOffice形式ファイル)

・(Y,x,y)Cから(R,G,B)8bitへの変換例(L*a*b*を介した完全色順応仮定方式):ex_real.ods
・マンセル色相環(10色)の作画例:ex_hue_ring.odp


カラーセミナーページ

 本セミナーでは,統合オフィスソフトLibreOffice(リブレオフィス)と,画像処理ソフトGIMP(ギンプ)を使って実習を行います。以下に,インストールの方法をまとめます。本ページ作成時点(2013年2月22日)の最新バージョンは,LibreOfficeが4.0,GIMPが2.8で,これを対象にしています。なお,お使いのパソコンの状態(OSのバージョン*,ディスク容量,メモリ容量,CPU性能,セキュリティ設定**)によってはインストールできないことがありますので,あらかじめご了承ください。
注*)WindowsXP SP3以降(Windows 7を含む),または,MacOS X10.6.8以降(10.7, 10.8を含む)が必要(LibreOffice4.0はMacOS X10.4以降)。インストールする前に,デスクトップから,
【Windowsの場合】「スタート>Windows Update」
【Macの場合】「林檎マーク>ソフトウェア・アップデート...
とし,OSの更新プログラムを適用し,最新状態にする。

注**)Macにおいて,「システム環境設定」内の「セキュリティとプライバシー」項目の「一般」タブにおいて,「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の設定が「○すべてのアプリケーションを許可」に設定されていない場合は,LibreOfficeのインストール及び実行時に「....は,開発元が未確認ため開けません。」という画面が表示されます。インストールを行うには,「control」を押しながらアプリのアイコンをクリックし,表示されるメニューから「開く」を選ぶことで,セキュリティ設定を無視して,インストールを行うことができます。


LibreOffice4.0インストール手順

 インストールする際は,関連サイトに掲載の説明文(とくにシステムの必要要件)や,パソコン上に出る表示文を確認しながら操作を進めてください。また,お使いのパソコンの設定によっては,手順と異なる動作となる可能性があります。
 以下,WindowsとMacOSとに分けて説明します。

【Windowsの場合】
 古いバージョンが既にインストールされている場合は,古いバージョンのアンインストールを行ってください。
「スタート>コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能」で,インストールされているプログラム一覧から,「LibreOffice」を選択し,アンインストールする。

1)日本語版サイト(http://ja.libreoffice.org/)に入る。
2)そのトップページにある「Download」ボタンをクリックし,ダウンロードのページ(http://ja.libreoffice.org/download/)に移動する。
3)「メイン・インストールパッケージ」(ファイルサイズ:150〜200MB程度)ボタンをクリックし,ダウンロードの上,インストールする。
→(補足)ダウンロードの際,「実行」または「保存」の選択画面が出たら「保存」をクリックし保存する。以下,この操作の記述は省略する。
4)同様に「LibreOfficeヘルプパッケージ」(ファイルサイズ:10〜20MB程度)ボタンをクリックし,ダウンロードの上,インストールする。
5)Windowsの「スタート」ボタンからプログラムメニューで「プログラム>LibreOffice 4.0>LibreOffice」を選択し,実行する。

【Macの場合】
 古いバージョンが既にインストールされている場合は,古いバージョンのアンインストールを行ってください。
アプリケーションフォルダにあるLibreOffice.appを「ゴミ箱」に移動する。

1)日本語版サイト(http://ja.libreoffice.org/)に入る。
2)そのトップページにある「Download」ボタンをクリックし,ダウンロードのページ(http://ja.libreoffice.org/download/)に移動する。
3)「メイン・インストールパッケージ」(ファイルサイズ:150〜200MB程度)ボタンをクリックし,ダウンロードする。同様に「言語パッケージ」(ファイルサイズ:10〜20MB程度)ボタンをクリックし,ダウンロードする。
4)パソコンの「ダウンロード」フォルダに移動し,ダウンロードしたメイン・インストールパッケージ(ファイル名:LibreOffice_4.0.0_MacOS_x86.dmg)をダブルクリックし実行すると「LibreOffice」フォルダが表示される。
5)そのフォルダの中にある「LibreOffice.app」を「Applications」フォルダ(アプリケーションフォルダへのショートカット)へドラッグ&ドロップし,ファイルをコピーする(これでインストールされたことになります)。
6)つぎに,再び,パソコンの「ダウンロード」フォルダに移動し,ダウンロードした言語パッケージ(ファイル名:LibreOffice_4.0.0_MacOS_x86_langpack_ja.dmg)をダブルクリックし実行すると「LibreOffice Language Pack」フォルダが表示される。
7)そのフォルダの中にある「LibreOffice Language Pack.app」をダブルクリックすると,LibreOffice Language Packインストールウィザード画面が表示されるので「インストール」ボタンをクリックし,インストールする。
→(補足)セキュリティ設定によっては「....は,開発元が未確認ため開けません。」という画面が表示されます。その場合は,冒頭の注**)を参照してください。この画面が表示されない場合は,そのまま手順8に進んでください。
8)「LibreOffice言語パックのインストールは完了しました。」の画面が表示されたら「はい」ボタンをクリックし,言語パッケージのインストールを完了する。
9)アプリケーションフォルダ内にコピーされた「LibreOffice.app」をダブルクリックし,実行する。
→(補足)セキュリティ設定によっては「....は,開発元が未確認ため開けません。」という画面が表示されます。その場合は,冒頭の注**)を参照してください。
【使い方補足】
・LibreOfficeの基本的な使い方は,他のオフィスソフトに類似しており,それらの使い方を参考にできます。
・LibreOfficeの機能を一通り説明している書籍としては,例えば,鎌滝ほか著,実務で使えるLibreOffice, 翔泳社(2012),などがあります。


GIMP2.8インストール手順

 公式の英文サイト(http://www.gimp.org)で紹介されているインストーラーを使った方法を説明します。要点のみ記していますので,インストールする際は,関連サイトに掲載の説明文(とくにシステムの必要要件)や,パソコン画面上に出る表示文を確認しながら操作を進めてください。また,お使いのパソコンの設定によっては,手順と異なる動作となる可能性があります。
 以下,WindowsとMacOSとに分けて説明します。なお,インストーラーは配布サイトも含めてすべて英文ですが,下記の手順でインストールされるのは日本語版となります。

【Windowsの場合】
 古いバージョンが既にインストールされている場合は,アンインストールを行ってください。
「スタート>コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能」で,インストールされているプログラム一覧から「GIMP」を選択し,アンインストールする。

1)公式の英文サイト(http://www.gimp.org)に入る。
2)そのトップページにある「Download」ボタンをクリックし,ダウンロードのページ(http://www.gimp.org/downloads)に移動する。
3)GIMP for Windowsの項目にあるWindows用のインストーラー(Windows installers)への外部リンク:
「Download GIMP 2.8.4 - installer for Windows XP SP3 or later」
をクリックすると,リンク先のsourceforge.netへ画面が切り替わり,インストーラー「gimp-2.8.4-setup.exe」のダウンロードが自動的に開始される。
→(補足)「実行」または「保存」の選択画面が出るので「保存」をクリックし保存する。以下,この操作の記述は省略する。
4)ブラウザの戻るボタンで,ダウンロードページ(http://www.gimp.org/downloads)に戻り,GIMP User Manualの項目(言語ごとにファイルが用意されている)の「Japanese(23.9MB)」をクリックすると,リンク先のsourceforge.netへ画面が切り替わり「gimp-help-2-2.8.0-ja-setup.exe」のダウンロードが自動的に開始される。
5)以上2つのインストーラーを保存したところで,パソコンの「ダウンロード」フォルダに移動し,「gimp-2.8.4-setup.exe」「gimp-help-2-2.8.0-ja-setup.exe」の順にインストールを行う。まず「gimp-2.8.4-setup.exe」をダブルクリックし実行すると「Select Setup Language」の画面が表示される。
6)選択肢が「English」であることを確認し「OK」ボタンをクリックし,次に現れる画面の「Install」ボタンをクリックすると,インストールが開始される。
→(補足)Japaneseは選択肢にないが,インストールされるのは日本語版です。
7)数分するとインストール完了の画面が表示されるので「Finish」ボタンをクリックし,終了させる。
8)次に「gimp-help-2-2.8.0-ja-setup.exe」をダブルクリックし実行すると「GIMP Help 2.8.0セットアッウィザードの開始」の画面が表示される。
9)「次へ」ボタンをクリックすると「インストール先の指定」の画面が現れる。インストール先フォルダとして「C:¥Program Files¥GIMP 2」と表示されていることを確認して「次へ」ボタンをクリックする。
10)「インストール準備完了」画面が表示されるので,「インストール」ボタンをクリックすると,インストールが開始される。
11)数分するとインストール完了の画面が表示されるので「完了」ボタンをクリックし,完了させる。
12)Windowsの「スタート」ボタンからプログラムメニューで「GIMP2」を選択し,実行する。

【Macの場合】
 古いバージョンが既にインストールされている場合は,アンインストールを行ってください。
アプリケーションフォルダにあるGimp.appを「ゴミ箱」に移動する。
注)ここで紹介するGIMP2.8のインストール手順は,MacOSXのバージョンが,10.6.8〜10.7,または,10.8であることが必要です。

1)公式の英文サイト(http://www.gimp.org)に入る。
2)そのトップページにある「Download」ボタンをクリックし,ダウンロードのページ(http://www.gimp.org/downloads)に移動する。
3)GIMP for Mac OS XのNative buildsにある項目にあるMac OS用のインストーラーのある外部リンク:
「Download GIMP 2.8」
をクリックし,リンク先(gimp.lisanet.de/Website/Download.html)に移動する。
4)MacOSXのバージョンごと(10.6.8〜10.7,または,10.8)に,インストーラーが用意されている。お使いのパソコンのバージョン向けのインストーラー「GIMP 2.8.2 for xxxxxxx」をクリックすると,sourceforge.netへ画面が切り替わり,インストーラー「GIMP-2.8.2-xxxxxx-xxx.dmg」のダウンロードが自動的に開始される。
→(補足)GIMP User Manualに日本語版(Japanese)はないので,ここでは,本体インストーラーのみダウンロードする。日本語マニュアルについては,手順8を参照のこと。
5)インストーラーを保存したところで,パソコンの「ダウンロード」フォルダに移動し「GIMP-2.8.2-xxxxxx-xxx.dmg」をダブルクリックし実行すると「GIMP-2.8.2-xxxxxx-xxx」フォルダが表示される。
6)そのフォルダの中にある「Gimp.app」を「Programme」フォルダ(アプリケーションフォルダへのショートカット)へドラッグ&ドロップし,ファイルをコピーする(これでインストールされたことになります)。
7)アプリケーションフォルダ内にコピーされた「Gimp.app」をダブルクリックし,実行する。
8)ユーザーマニュアルの日本語版は,Mac用のインストーラーがありませんので,オンラインのものを利用します。GIMPメニューの「ヘルプ>GIMP関連のウェブサイト>ユーザーマニュアル(英語)」のリンク先(http://docs.gimp.org)に置かれています。(「ユーザーマニュアル(英語)」と記載されていますが,日本語のマニュアルもリンク先にあります。)

【使い方補足】
・GIMPでは,JPEGやTIFFなどさまざまな形式の画像ファイルを編集できますが,GIMPに読み込むにはGIMP形式(拡張子xcf)に変換する必要があります。GIMPのメニューの「ファイル>開く/インポート...」で画像ファイルを選択すると,必要に応じて,インポート(及びRGB作業用スペースの変換)の画面が表示されるので,「インポート」「変換」ボタン等をクリックし,変換します。
・編集後の画像は,GIMP形式(拡張子xcf)で保存されます。メニューの「ファイル>保存」では,JPEGなど一般的な画像形式の保存できません。GIMP形式以外で画像を保存したい場合は,エクスポート機能を使います。GIMPのメニューの「ファイル>エクスポート...」で,画像形式を選択して「エクスポート」ボタンをクリックすることで保存します。(これをGIMPではエクスポートと呼ぶ。)なお,GIMPを終了する際,エクスポート前の画像ファイルを,GIMP形式で保存していない場合「保存しますか?」の画面が表示されるので,GIMP形式のファイルが不要であれば「保存せずに終了」を選択し破棄します。再度編集する予定があるなどの場合には「保存して終了」を選択し,GIMP形式のファイルで保存します。
・GIMPの初期設定では,操作画面が2,3個に分かれています。1つの画面にしたい場合は,GIMPのメニューから「ウィンドウ>シングルウィンドウモード」を選択すると,通常のアプリケーションソフトと同じような1画面表示になります(これは,GIMPバージョン2.8からの新機能です)。
・GIMPの詳しい使い方は,オンラインのマニュアル(http://docs.gimp.org)や,書籍(バージョン2.8向けのものを選ぶこと,旧バージョンの2.6とは操作が異なる)やネット(同じく,バージョン2.8向けのもの)で見つける事ができます。


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